JICA、バングラデシュに1,332億円の円借款
2015年12月17日
The Daily Star
国際協力機構(JICA)はバングラデシュ開発支援のため、直接投資促進事業を始めとする6事業のプロジェクトに対して、計1,332億超を上限とする円借款の供与を行うことを決定しました。
詳細:【BANBAN】2015年12月17日付記事
国際協力機構(JICA)は、バングラデシュ開発支援のため、6事業のプロジェクトに対して計1,332億6,500万円を上限とする円借款を供与します。
6件のプロジェクトのための円借款契約について、バングラデシュERD*と日本政府との間で調印が行われました。
ERDの専門官とJICAバングラデシュ事務所の廿枝 幹雄(はたえだ みきお)所長が契約を締結する間、ERDモハマド・メジバフッディン上級次官と渡邉正人駐バングラデシュ大使が調印式を行いました。
1年間あたりの金利は本体0.01%+コンサルティングサービス0.01%、償還期間は据置期間10年を含む40年間。
日本政府はバングラデシュの直接投資促進事業に158億2,500万円を供与します。この事業では、経済特区の開発が行われます。また、ダッカ−チッタゴン間に高電圧送電線を建設し、工業・商業地域への電力供給の安定化と信頼性の向上を図る、ダッカ-チッタゴン基幹送電線強化事業には、約437億の供与を行います。その他橋梁改良・新設工事、母子保健、都市建物、地方行政事業などの幅広い分野に向けて円借款を行います。
*ERD……Economic Relations Division、財務省経済関係局。
出典:【The Daily Star】2015年12月13日付記事