バングラデシュ初となるメトロレール(モノレール)の建設は、首都ダッカのウットラ第3工区からアガーガアン地区の工事が進んでいる。
公式筋によると、メトロレール6号機(MRT-6)の最初のレール積み上げ作業は、地質調査、試験杭打ち、ボーリング調査が完了し、12月25日に始まり、すでに50本以上の杭工事が完成している。また、ウットラ地区からアガーガアン地区まで、建造物の橋脚部分の場所で工事が始まり、モノレールプロジェクトが姿を現してきた。
この工事は昨年5月3日にダッカ・マス・トランジット・カンパニー・リミテッド(DMTCL)が20.1キロメートルのMRT-6の半分をイタリア・タイ開発PLCに与え、8月2日にウットラ第3工区ーアガルガオン間の工事が始まった。情報筋によると、この工事期間に2,000回以上の掘削が完了するとの見通しを示した。さらに、駅舎の建設も数ヶ月以内に始まるとのことである。
DMTCLは残りのモーテヒールまでの10.1kmのMRT-6建設工事をまだ実施する予定ではないが、プロジェクトの第1段階はウェブサイトの情報によると、開始日から1,127日間で完了する予定である。
MRT-6の建設作業は、公式には2015年にウットラ地区の発着点の土地開発作業から始まった。しかし、上部の建設が始まってなかったため、形が見えなかった。DMTCLはこれまでに8つのプロジェクトのうち6つのプロジェクトに着工している。DMTCLによると、MRT-6の橋梁は数ヶ月で見え、インフラ整備作業全体は2019年6月までに終了する予定であるとのこと。
しかし、主な建設工事が始まったことで、路線に沿った道路の交通渋滞は悪化した。このため、ミルプールロードとロケヤサラニにおいては、両方の車線のスペースの半分以上が占有されている。パラビとミルプールから来る通勤者は、ミルプール-アガーガアン地区の数キロの道路は、毎日2時間渋滞に詰まったままでいなければならないと話した。交通警察官が不足しているため、ミルプール12からアガーガアンまで数百の乗り物が交差点や転回点で孤立していると付け加えた。
DMTCLのマネージングディレクターのM N N シディクは、彼らは交通の移動を助けるための自由なスペースを確保しようと努力していると語った。彼は、DMTCLは、通勤者や歩行者が多く苦しんでいたモグバザール–マリバグ–モウチャク 高架道路の建設作業中に学んだ教訓を受けて、人々の苦しみを軽減するためのあらゆる対策を講じていると語った。MDは、MRT-6の杭打ち作業は、作業の第1段階の迅速な完了のために、すべての工事箇所で深夜の作業員の数を増やすとも述べている。
引用元:The Financial Express 公開日:2018年1月25日10:48:28