特定技能(SSW)とは?
バングラデシュで「SSWビザ 日本」や「日本 SSW 給料」などを検索している方は、特定技能(SSW:Specified Skilled Worker/特定技能)という在留資格を目にする機会が増えているのではないでしょうか。
特定技能は、日本国内の人手不足に対応するため、一定の専門性・技能を持つ外国人材を受け入れるための在留資格です。
特定技能には「特定技能1号」と「特定技能2号」があり、それぞれ在留できる期間や家族の帯同などの条件が異なります。
特定技能1号では、対象となる複数の産業分野で就労することができます。代表的な分野には、以下のようなものがあります。
- 介護
- 建設
- 農業
- 飲食料品製造
- ビルクリーニング
- 自動車整備
- 造船・舶用工業
- 宿泊
※対象分野や制度の内容は変更される場合があります。応募する際は、最新の制度・募集条件を確認してください。
HSC卒業生は特定技能を目指せる?
特定技能は、必ずしも大学卒業資格を必要とする在留資格ではありません。そのため、HSCを卒業したバングラデシュ人の方でも、必要な条件を満たせば特定技能を目指すことができます。
一般的には、以下のような条件が関係します。
- 年齢: 原則として18歳以上
- 日本語能力: JFT-BasicまたはJLPT N4相当以上など、所定の日本語能力要件を満たすこと
- 技能試験: 希望する分野の技能試験に合格すること
- 健康状態: 日本で就労するために必要な健康状態であること
- 必要書類: パスポート、各種証明書などを適切に準備すること
ただし、分野やこれまでの在留資格・技能実習の修了状況などによって、試験の取り扱いが異なる場合があります。そのため、自分の状況に応じた応募条件を事前に確認することが重要です。
特定技能で日本へ行くための6ステップ
1.日本語試験に合格する
特定技能1号を目指す場合、原則として所定の日本語能力を証明する必要があります。代表的な試験が、
JFT-Basic(国際交流基金日本語基礎テスト)
JLPT N4(日本語能力試験N4)
日本で生活し、職場でコミュニケーションを取るためにも、日本語能力は非常に重要です。バングラデシュでも試験を受けられる機会がありますので、早めに試験日程を確認し、計画的に勉強を始めましょう。
2.希望する分野を選び、技能試験に合格する
特定技能では、分野ごとに必要な技能試験があります。バングラデシュ人材にとっても、以下のような分野は就職先として検討されることが多い分野です。
- 介護
- 建設
- 製造
- 農業
- 食品製造
- 宿泊
- ビルクリーニング
分野を選ぶ際には、
「自分が興味を持てる仕事か」
「これまでの経験や技能を活かせるか」
「仕事内容が自分に合っているか」
などを考えることが大切です。希望する分野に必要な技能試験を確認し、試験対策を進めましょう。
3.実務経験・技能を身につける
すべてのケースで事前の実務経験が必須というわけではありませんが、希望する分野の仕事を理解しておくことは、就職活動において役立ちます。
例えば、短期間の職業訓練や実技研修を受けたり、関連する仕事の経験を積んだりすることで、日本で働く際の仕事内容を事前に理解することができます。特に面接では、仕事内容への理解や日本で働く目的を明確に説明できることが重要です。
4.必要書類を準備する
特定技能で日本へ渡航するためには、さまざまな書類を準備する必要があります。一般的には、以下のような書類が必要となる場合があります。
- HSC修了証明書
- National ID(NID)
- パスポート
- 出生証明書
- 警察証明書
- 健康診断書
- JFT-BasicまたはJLPTの合格証明
- 技能試験の合格証明
- その他、申請に必要な書類
必要書類は、本人の状況や雇用先、申請内容によって異なる場合があります。書類の不備を防ぐためにも、早めに確認・準備することをおすすめします。
5.日本の受入企業と雇用契約を締結する
日本語試験・技能試験など必要な条件を満たした後は、日本の受入企業との就職・雇用契約に進みます。人材紹介・送出機関などを通じて、自分の希望や技能に合った求人を探すこともできます。
採用が決まった後、受入企業側が必要な手続きを進め、原則として在留資格認定証明書(COE:Certificate of Eligibility)の申請を行います。
雇用契約を締結する際には、以下の内容を必ず確認しましょう。
- 基本給
- 残業・手当
- 勤務時間
- 休日
- 仕事内容
- 勤務地
- 社会保険
- 寮・住居に関する条件
- その他の費用
契約内容を十分に理解してから手続きを進めることが大切です。
6.COE取得後、ビザ申請・渡航へ
COE(在留資格認定証明書/Certificate of Eligibility)が交付された後は、必要書類を準備して日本の査証(ビザ)申請を行います。バングラデシュから日本へ渡航する場合、指定された窓口・手続きに従って査証申請を行います。
査証が発給され、その他の準備が整えば、いよいよ日本への渡航となります。
特定技能の給与はどのくらい?
特定技能で働く場合の給与は、職種、勤務地、企業、経験、勤務時間、残業・各種手当などによって異なります。
また、特定技能外国人の労働条件については、日本人と同等以上の報酬など、法令に基づく一定の基準が設けられています。そのため、「特定技能なら必ず月○万円もらえる」という一律の金額ではありません。
求人を選ぶ際には、月給だけを見るのではなく、
- 基本給
- 残業代
- 各種手当
- 社会保険料
- 税金
- 寮費
- 食費
- その他の控除
などを含めた実際の手取り額や生活費まで確認することが重要です。
詐欺・不正な仲介に注意しましょう
日本で働きたいバングラデシュ人が増える一方で、求人やビザに関する不正な勧誘・誤った情報には注意が必要です。
「必ず日本へ行ける」
「試験なしで特定技能になれる」
「高額な給料を必ずもらえる」
など、根拠のない約束をする業者には注意してください。契約する前に、会社情報、許認可、求人内容、給与、費用、契約条件などを必ず確認しましょう。
また、支払う費用については、必ず明細や領収書などを確認し、不透明な追加料金には注意することが大切です。
JBBRAの特定技能サポート | 特定技能で日本で働くために、今日から準備を始めよう
特定技能で日本を目指すためには、日本語力・技能・必要書類・仕事への理解をしっかり準備することが重要です。
HSC卒業後に日本で働くことを考えている方は、まず日本語の勉強から始め、希望する分野を決めて、必要な技能試験について調べてみましょう。
Japan Bangla Bridge Recruiting Agency Ltd.(JBBRA)では、バングラデシュと日本をつなぐ人材サービス・教育機関として、皆様の日本でのキャリア形成をサポートします。
日本語教育からJFT-Basic対策、技能試験対策、求人紹介、面接準備、必要書類の確認、ビザ関連手続きまで、日本で働くための準備を段階的にサポートしています。
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本文で使用している写真は、すべてTTC Khulna Mohilaより引用しています。(হোম | খুলনা মহিলা কারিগরি প্রশিক্ষণ কেন্দ্র)
タハミド モイヌル
Japan Bangla Bridge Recruiting Agency LTD 代表取締役社長
1979年バングラデシュ生まれ。2001年に立命館アジア太平洋大学へ進学後、住友電工株式会社や独ボッシュ社日本法人で勤務し、技術・ビジネス分野における豊富な実務経験を積む。2009年には筑波大学大学院にてMBAを修了。2010年にジャパンバングラブリッジ株式会社を設立し、システム開発事業や人材紹介事業を開始。2012年に日本国籍を取得し、日本とバングラデシュをつなぐ架け橋として事業を展開してきた。2018年にジャパン・バングラ・ブリッジ・リクルーティング・エージェンシー株式会社を設立。現在は外国人材の育成・紹介、日本語教育支援、就職支援などを通じて、両国の発展と人材交流の促進に取り組んでいる。
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