バングラデシュの地元民間企業が中国企業とコンソーシアムを組み、石油ベースの発電所建設の契約を結んだ。
中国のCRRC Siynangと、地元のGreen Power Ltdのコンソーシアムは、アシュガ二地区の有力地元民間企業であるMidland East Power Ltdから150MWの発電所を建設する仕事を請け負い、EPC(エンジニアリング、調達および建設)の契約を結んだ。
Midland East Power Ltdは、新華社通信の報告書によると、建設される発電所の9エーカーの土地の所有者であり開発者である。同社は、4社の国際企業と協議した後、一番競争力のある提案に決定した。この合意により、コンソーシアムは工作機械の建設、機械の調達、発電所の商業運転に必要な性能テストを行うと発表した。Midland East Power Ltdによると、このプロジェクトでは、高効率の機械で厳しい環境基準を採用しており、環境に優しく高効率な発電所になるように最先端技術が選択されているとのことである。このプロジェクトは、9ヶ月で完全に完了し、商業運転に入り、来年5月までにバングラデシュの電力網に接続されると述べた。
Midland East Power Ltdは、以前、英国のロールス・ロイス社と工場のメインエンジンを供給するための契約を結んだことがあると言った。
バングラデシュを代表する地方銀行であるEastern Bank Ltdが、Midland East Power Ltdの金融パートナーである。またMidland East Power Ltdは、生産された電力を全国電力網に供給するため、バングラデシュ政府との15年間の契約をすでに締結している。
引用元:The Financial Express 17 Sep,2017