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グラミン銀行の利益増加、金利は低下

 グラミン銀行は、当行の最新データによると、貸出金利を引き下げたにもかかわらず、ここ数ヶ月間で収益は増加している。主に貧困層向けである当銀行は、2016年の年間利益13.9億タカに対して、今年上半期は102,000万タカの利益を上げたとBSSは報告している。

 一方で、当銀行は現在、低所得層に対する貸出金利を引き下げている。同銀行のラタン・クマール・ナグ マネージングディレクターは、「マイクロクレジット規制当局(MRA)が27.0%の利子上限を設定しているにもかかわらず、当行は最高利率を20.0%に設定している。バングラデシュのマイクロクレジット機関の中では最低の金利だ」と主張した。さらに利率は様々な目的でさらに低くなっていおり、例えば、教育ローンの金利は5.0%、住宅取得目的では8.0%に抑えられている」「また、グラミン銀行は、乞食を更生するためや、より良い生活のために苦労している人々を支援するため、無利子ローンも提供している」とも述べた。

 また同銀行上層部によれば、金利を引き下げることとは別に、同銀行はより多くの人々のために貸し出すことができるように新しい分野を模索し始めたという。これまでも高等教育を受けた卒業生が農村部に病院を設立し、貧しい人々により良い医療サービスを提供するための融資など、今までに52,000人の学生に融資を行っている」とナグ氏は述べた。その他既存の事業を拡大するための資金援助を必要とする農村起業家にも融資を行っているとも述べた。

さらに「ローンオペレーションの拡大とその支払いと回収の効率的なモニタリングは、低所得顧客の改善のために金利を引き下げながら、銀行が利益を増やすことを可能とした。このために現場のモニタリングを強化し、地域管理者や現場担当者とのコミュニケーションを増やすためにSkypeを利用し始めた」と付け加えた。

同氏によると、2010年の融資回収率は97.37%に対し、2016年には99.05%まで改善した。なお昨年の融資残高は18574000万タカであった。銀行の顧客または融資利用者人数は、2010年の834万人から2016年の890万人に増加したが、延滞債権は2015年の2%、2016年の0.55%から、今年6月は0.41%まで改善したようだ。

「利益、ローンの支払いと回収、受益者の数を含むすべての銀行の指標は、現在、着実に上昇している」「またバングラデシュのすべての村ですでに運営している」と付け加えた。

引用:The Financial Express ,15 Aug 2017

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