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バングラデシュ総選挙、2月12日に無事終了 — 暫定政権から新政権へ平和的移行

ニュースレター

2026年2月12日、バングラデシュで待望の第13回総選挙が実施され、暫定政権から新たな民主政府への移行がスムーズに行われました。これは、2024年の学生主導の大規模抗議運動により15年に及ぶハシナ政権が崩壊して以来、初めての国政選挙です。

選挙結果と新政権 最大野党であるバングラデシュ民族主義党(BNP)が大勝し、定数299の議席の過半数を大きく上回る二-三分の二の議席を獲得。これによりBNPが政権を樹立し、党首のタリク・ラフマン氏が首相に就任しました。 ラフマン首相は2月17日に正式に就任式を行い、49名からなる新内閣の閣僚らとともに就任しました。新政権は民主主義の再建、経済回復、法の支配の強化を優先課題として掲げています。 ■ 投票率と選挙の特色 有権者数は約1億2700万人にのぼり、選挙は大規模な規模で実施されました。投票率は約59〜60%となり、海外在住バングラデシュ人による投票も初めて導入されたことが注目されました。 今回の選挙は「Gen Z世代の影響が強い選挙」とも評され、若年層の政治参加が政策議論に新たな力を与えたとの分析もあります。 ■ 憲法改正の国民投票も同時実施 選挙日には総選挙と同時に憲法改正に関する国民投票も行われ、既存の憲法を大きく見直す「July Charter(七月憲章)」の実施が有権者の大多数の支持を得ました。これにより、統治制度や首相の任期制限など重要な制度改革が進む見込みです。 ■ 国内外の反応と課題 新政府の発足は国際社会からも歓迎されており、周辺国をはじめEUなどから「民主主義の再建」を支持する声が上がっています。一方、かつて長年政権を担ったシェイク・ハシナ前首相は選挙結果を「恥ずべき出来事」と厳しく批判しており、政治的対立や国民融和の課題が依然として残されています。 ■ 今後の展望 BNP新政権は汚職撲滅、雇用創出、法治国家の確立など幅広い政策課題に取り組むとしています。長年の政治的混乱を経て、バングラデシュは新たな民主政治の段階に入り、地域の安定と発展に向けた期待が高まっています。