令和7年2月26日(水)、駐日バングラデシュ大使館セミナールームにて「バングラデシュ人材セミナー」が盛大に開催されました。本セミナーには、日本の企業関係者や関係機関から多数の参加があり、今後の人材協力に向けた具体的な議論が行われました。
バングラデシュ大使のご挨拶
冒頭では、駐日バングラデシュ大使 エムディ・ダウド・アリ閣下が登壇され、次のように述べました:
「バングラデシュは世界でも有数の若年層を有する国であり、その人材は高いポテンシャルを持っています。日本の高齢化社会において、バングラデシュ人材は大きな役割を果たすことができると確信しております。両国間の経済協力と人的交流をさらに強化するため、今後もバングラデシュ政府は全力で支援を続けてまいります。」
モイヌル・ターヒミド氏の講演
ジャパンバングラブリッジリクルーティングエージェンシー株式会社 マネージングディレクター モイヌル・ターヒミド氏は、バングラデシュ人材の魅力について次のように語りました:
「バングラデシュの若者は真面目で礼儀正しく、学ぶ意欲が非常に高いです。私たちは今後5年間で10万人のバングラデシュ人材を日本へ送り出すことを目標にしています。言語教育、生活支援、文化理解の研修を通じて、双方にとって持続可能で安心できる人材供給の仕組みを築いてまいります。」
ターヒミド氏の講演は、参加企業から多くの共感を呼び、信頼できる送り出し機関としての存在感を改めて印象付けました。
このセミナーを通じて、バングラデシュと日本の人材連携がさらに進展し、両国にとって実り多い協力体制が築かれていくことが期待されます。