【概要】
2014年9月、安倍首相が日本の首相として14年ぶりにバングラデシュを訪問し、今後4~5年で6千億円という膨大なODAの支援を約束しました。
チャイナ・プラスワンを掲げた日本企業のバングラデシュ進出が益々めざましい活躍を見せている昨今、弊社JBBC(ジャパン・バングラ・ビジネス・センター)といたしましても、『日本とバングラデシュの架け橋になる』という我々のミッションを果たすべく、今回はじめて『印刷業界視察ツアー』と銘打ち、日本から印刷企業(約12社)様をバングラデシュにお連れしました。
日本国内の印刷業界の市場規模は年々縮小の一途を辿っています。今こそ国内に蓄積された技術やノウハウをバングラデシュに展開するチャンスです。
ビジネスマッチングのチャンスを掴んでいただくため、たくさんの企業様を現地にご招待いたしました。
盛りだくさんの今回の視察内容について、弊社の活動報告として簡単にご紹介させていただきます。
参加企業:印刷関連企業12社様(社名非公開)
バングラデシュでの活動は下記の通りです。
【第一日目】2月10日(火)
- 1. ダッカ リージェンシーホテル(五つ星ホテル)ロビー集合
- 弊社代表と現地スタッフの視察団体様お出迎えの様子
- 2. バングラデシュ印刷協会訪問、およびバングラデシュのテレビ局【Channel i】の取材
バングラデシュテレビ局【Channel i】の取材
現地テレビや新聞にて、視察団体の印刷協会訪問の様子が多数報道されました。【Japanese printing team visited in Bangladesh after call from JBBC Cor. Ltd.】
- 3. オーキッド印刷(Orchid Printers)訪問 Orchid Printers – Printing: the next big thing for Bangladesh
バングラデシュ印刷業界の中でも親子三世代の長い歴史を誇るオーキッド印刷を訪問。- 4. ダッカクラブ訪問
ダッカクラブは、ダッカ最古の会員制社交クラブであり、創設は19世紀イギリス植民地時代にまで遡ります。
現在も、バングラデシュのごく一部の成功者・上流階級・起業家、そして政治家達が集まる社交場です。
一日目はボリューム満点の視察日程となりました。
【第二日目】2月11日(水)
【第三日目】2月12日(木)
- 1. バングラデシュ投資庁(BOI -Board of Investment Bangladesh)訪問 BOI – 公式Webサイト
バングラデシュ投資庁は、外資系進出企業が、バングラデシュでビジネスを行う上で欠かせない、投資・進出関連の事業を行う機関です。
今回はBOIの会長自ら、外資系企業がバングラデシュに投資する際に必要な手続き全般について、またバングラデシュの投資チャンス、メリット・デメリットまでプレゼンテーションを行ってくださいました。- 2. ホテルプールバニでランチ
大事な休憩時間- 3. バングラデシュ輸出加工区庁(BEPZA -Bangladesh Export Processing Zone Authority)訪問 BEPZA – 公式Webサイト
こちらもBEPZAの現会長自らご説明いただきました。
・バングラデシュ工業団地(EPZ)内で輸出向けの工場・会社を設立する際の手続きについて
・バングラデシュ側からのサポートについてビデオをまじえたプロモーション
・EPZ内で工場を設置して輸出する際のメリット(免税について等)の話- 4. 解散
- お疲れさまでした!
BEPZA – Japanese Printing Industry Delegations visit BEPZA Office
短期間で政府関連のトップの方達・業界の最大手の方、また大物議員とも面会するという強行軍のスケジュールでしたが、各地でホルタル(ゼネスト)の活動が頻発する中、大きなトラブルもなく無事全日程を終了することができました。
JBBCでは、今後も、アパレル・IT・建設・外食産業・食品メーカー・観光といった各業界の団体視察を予定しております。
ご興味をお持ちの方は、是非JBBCまでお問い合わせください。