2018年度のバングラデシュ経済は7.0%成長:ADB
引用元:FEオンラインレポート
公開日:2018年4月11日
アジア開発銀行(ADB)が最新の予測(ADO-2018)を発表した。
同予測によると、バングラデシュ経済は今年度(2018年度)7.0%成長する見通しだ。
マニラを拠点とする国際的なレンダー(貸し手)組織も、18年度に年率6.10%のインフレ率に達する可能性があると予測した。
労働者送金は回復しているが、消費需要が鈍化しているため、2018年度のGDP成長率は7.0%程度になると予想されている。
「送金受取人は、近年送金が減少した際に発生した借金を返済し、支出に慎重になる可能性が高い」と付け加えた。
バングラデシュ統計局(BBS)からはこの2週間に、GDPが今年度の7.65%増加するとの仮推定が示された。しかし、世界銀行は、BBSの推計と大きく異なり、成長率は6.50%になると予想している。
ADBは、現在のバングラデシュ経済の動向を分析すると、民間投資は緩和的な信用政策の支援を受け、公共投資は当局がインフラ・プロジェクトの実施をスピードアップするために拡大するだろうと指摘した。
また、ADBは、バングラデシュのGDP成長率を来年度(FY19)に7.2%と予測している。