衣料業界労働者のための新しい賃金委員会
バングラデシュ政府は、衣料縫製(RMG)産業労働者の既存の賃金を見直す新しい賃金委員会を結成したとムジブル・ハーク・チュンヌ労働大臣が日曜日に発表した。
国営バングラデシュ通信(BSS)によれば、「委員会は現在の衣料業界労働者の給与構造を精査した上で、今後6ヶ月以内に勧告を提出する。最低賃金は来年12月までに発表される」と同氏が記者会見で伝えた。
以前は、バングラデシュのRMG製造業者および輸出業者協会(BGMEA)が賃金委員会の構成を要求していた。BGMEAのシディクル・ラーマン会長がオーナー側の代表として賃金委員会に含まれており、バングラデシュの全国労働組合連盟であるJatiya Sramik League 女性問題担当のシャムスナハ・ブイヤンは4人の常任理事とともに労働者代表となっているという。
政府は、女性労働者がRMG業界の全労働者の70-75%を占めているため、新しい賃金委員会に女性労働者の代表を含めると述べた。さらに、賃金委員会の女性労働者代表も他の労働者の利益に目を向けるとムジブル氏は付け加えた。
この記者会見にはアフロザ・カーン労働雇用省長官、AKアザド元FBCCI元会長が出席した。政府は最低賃金を5,300 Tkに固定して、2013年にRMG労働者の最後の最低賃金を宣言した。
引用元:The Dailyobserver
公開日:2018年1月14日日曜日午後8時49分