世界銀行(WB)は水曜日、2018年のバングラデシュのGDP予想成長率は6.7%で、2017年の予想6.4%から上昇すると発表した。
ワシントンで発表された世界経済見通しは、支援財政政策、安定した政治情勢、効果的な開発イニシアチブへの進展により、バングラデシュ経済の見通しを改善した。
最も高い予測はインド(7.3%)、最も低いのはアフガニスタン(3.4%)であり。バングラデシュはSAARC諸国の中で3番目に高いと国営バングラデシュ通信(BSS)は報告している。
しかし、WBの保守的な予測は、2016~17年度(FY17)にすでに達成したGDP成長率よりも低い。
バングラデシュ統計局(BBS)によると、今年度(2017~18年(FY18))の成長率目標をの7.4%に引き上げた(前年度のGDP成長率は7.28%)。
水曜日に発表された報告書「世界経済見通し」は、2018年の世界経済の見通しと課題を描いたものである。
WBは、2017年が予想を大幅に上回った流れで、投資、製造、貿易の回復が続き2018年に世界経済成長率は3.1%になると予測している。
また「先進国の成長率は、中央銀行が徐々に危機対応策を減らし、投資成長上昇が安定する中で、2018年には2.2%程度になると予想している」と付け加えた。
国際援助機関は、新興市場および途上国の成長は、2018年に4.5%まで引き上げられると予想している。
なおアフガニスタンのGDP成長率は3.4%、ブータンは6.9%、モルディブは4.9%、ネパールは4.5%、パキスタンは5.8%、スリランカは5%と、インドは7.3%の予想となっている。
引用元:The dailyobserver
公開日:2018年1月10日水曜日9:43