モヘスカリ沖FSRT、 1億米ドルの取引が進行中
コックスバザールのモヘスカリ沖の浮体式貯蔵再ガス化ターミナル(FSRT)の取引契約が結ばれた。総額1億米ドルのターンキー取引(プラントの設計から建設に関わるすべての役割を引き受け、完全に稼動可能な状態で引渡しを行う受注形態)である。
契約はサミット・パワー・インターナショナルの子会社であるサミット・LNGターミナルと海洋工事請負業者コンソーシアムであるGeocean SASとMacGregorの間で締結された。契約内容はプロジェクトの固定インフラ(FI)の設計、エンジニアリング、調達、製造、設置、テスト等を含むターンキー契約であり、契約金額は1億米ドルである。プロジェクトは今後16ヶ月で完了するとUNBは報告している。
FIは、アンカー(吸引パイル)を備えたFSRU船舶システム用の断裂式タレット係留(DTM)プラグ、フロートおよびテザーシステムを備えたフレキシブルライザ、制御および油圧臍、PLEM、スターン係留システム、FSRU外船パイプライン陸上システム等で構成される。
サミットのLNGターミナルは、2017年8月にFSRU船舶を確保するためのExcelerate Energyとの定期用船契約(TCP契約)を締結している。
引用元:The Financial Express
公開日:2017年11月21日19時38分41秒