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バングラデシュ殺虫剤マーケット


業界の概要
 バングラデシュの殺虫剤市場は未だ揺籃期にある。元来が農業国であるため、殺虫剤総量の80%は農業用(主として稲に付く害虫対策用)に使用され、残りの20%が家庭用として消費されているのが現状である。今後は、所得の急速な向上に伴い、家庭用殺虫剤の急激な伸びが予想される。そこでここでは、主に家庭用殺虫剤に注目する。既に多くの家庭用殺虫剤が様々なブランド名(海外有名ブランド、ローカル・ブランド)で販売されているが、ローカル・ブランドも含め、殺虫剤原料の多くは海外からの輸入と予想される。現在のところ、日本からの輸入は一社のみであり、それも原材料の輸入であって日本製品の輸入販売ではない。しかし、日本製品一般の信頼度が非常に高いため、正規輸入品ではないタイ製の日本ブランド殺虫剤が販売されていることが、しばしばある。
 現地へ行けば理解できることであるが、日本と比べゴキブリと蚊の多さに驚く。蚊取り線香、スプレー型殺虫剤、ゴキブリホイホイ型殺虫キット等数多くのものが既に販売されているが、圧倒的なシェアを持っているものは、未だ存在しない。
現状
 現在、家庭用殺虫剤のマーケットシェア等の統計資料は存在しない。スーパーマーケット等で販売されているブランド並びに販売価格は下記の通りである(1タカは約1.3円)。販売形態は、メーカーから販売代理店あるいは卸商へ販売された後、末端小売に店に販売されることが殆どである。
 

殺虫剤マーケットの概況

可能性
 タイ、インドネシアまでは、既にかなり日本メーカーが進出しているが、2014年現在、日本メーカー・ブランド製品は、バングラデシュ市場では正規に販売されていない。一方で、日本製品一般の信頼度は非常に高いものがあるため、外資(中国、韓国、タイ等)、ローカル・ブランドの競合製品より、多少高い販売価格であっても、十分競争力があるものと思われる。想定顧客は、主としてアッパークラス、アッパーミドルクラスの家庭用、ホテル等の業務用が当面考えられる。しかし、ゴキブリや蚊の種類が日本とは異なるため、効き目については日本のものよりやや強力にする必要があるかもしれない。安全基準は、当然存在するものの、日本に比較すれば相対的に緩いため、政府機関からの輸入許可取得はそれほど困難ではない。
 
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